10日(日)に全国の切符をかけ、高鍋高校対日向高校での決勝戦が行われました。
当日の昼までの雨でグランドは少し滑りやすい状態でしたが、ゲーム前になるとこの2校の為か雨は上がり、最高の芝生と多くの観客のみなさんのもと決勝戦独特の雰囲気が出てきました。
主審の合図のホイッスルの下ゲームが始まり、日向キックオフで向かえた前半、まずは昨年の雪辱に燃える日向が高鍋陣内に攻め込みます。7分ゴール前ラックより1番児玉が左中間に飛び込みトライ。日向の執念とも思えるこのプレーから流れは日向に傾くかと思われましたが、この失点で目が覚めたのか高鍋が徐々にペースを掴みます。11分高鍋、敵陣ラインアウトモールより6番甲斐が抜け出してトライ。同点とします。続いて19分高鍋、敵陣10M中央ラックより4→7→9→12とつなぎ、12番江藤が左中間にトライ。ゴールも成功し、12-5で高鍋リードとします。そして前半最後のプレーでは、またもや高鍋、敵陣22M付近中央モールより6→9→14とつなぎ14番幸森が右隅にトライ。17-5高鍋リードで前半を終えます。
後半、何とか流れをつかみたい日向は4分敵陣5M右サイドラインアウトより8が突進。ラックより高鍋の一瞬の隙を突いた9番釘村の技ありのトライ。ゴールも成功し、17-12と追い上げます。その後互いに一本ずつトライを取り合い、24-17高鍋リードとなったところのゲーム終盤に高鍋が自力を発揮します。17分、高鍋敵陣22M付近右中間ラックより相手ボールをターンオーバーし14番幸森が今日2本目のトライ。27分高鍋、敵陣ゴール前左中間ラックを9番稲井が飛び越えてトライ。最終スコア高鍋36ー17日向で3年連続高鍋の優勝でノーサイドとなりました。
敗れた日向は要所に日向らしいディフェンス、スピードあるプレーで観客を沸かせてくれました。一方高鍋は高校総体チャンピオンとしての意地、九州大会等での活躍から来月27日から始まる花園において期待できるチームに仕上がりました。花園では是非、チーム・監督・スタッフ・保護者・宮崎県ラガーマン、そして日向高校の思いを胸に思い切りプレーしてきてください。
最後に今大会を支えて頂いた、大会関係者・応援してくださった県民の皆様、そして放映していただいたMRT放送の皆様方に御礼申し上げます。ありがとうございました。
*15人制の結果一覧を添付しておりますのでご覧下さい。又、10人制は宮崎西高校が優勝しています。