平成26年度 花園予選結果一覧 15人制
9日(日)に全国の切符をかけ、高鍋高校対延岡星雲高校での決勝戦が行われました。
前日の夜から降り出した雨でグランドは少し滑りやすい状態でしたが、ゲーム前になるとこの2校の為か雨は上がり、最高の芝生と多くの観客のみなさんのもと決勝戦独特の雰囲気が出てきました。
主審の合図のホイッスルの下ゲームが始まり、星雲キックオフで向かえた前半、久しぶりの決勝進出で燃える星雲がディフェンスで高鍋にプレッシャーを与えます。しかし、徐々にペースを掴みだした高鍋が7分敵陣22M右中間ラックより今大会で突破力の強さを見せる7番濱口が右中間に飛び込みトライ。5-0とします。続いて15分高鍋、敵陣ゴール前中央ラックよりまたもや7番濱口が中央にトライ。15番進のゴールも成功し、12-0で高鍋リードとします。高鍋が勢いづき、このまま一気に流れが行くかと思われましたが、星雲もここから粘り、チャンスを作ります。19分にはPGを狙いますが惜しくも外れます。しかし、23分22M中央ラックより10番鈴木が今大会初となるDGを狙い見事成功。12-3とします。前半ラストプレーも10番鈴木が敵陣10M左中間ラックよりPGを狙いますが、ここは外れ前半を12-3高鍋リードで終えます。
後半、何とか流れをつかみたい星雲でしたが、最初のキックオフで反則を犯し、高鍋ラインアウトからモールを形成し2番川越主将のトライ。19-3と高鍋がリードを広げます。
ここでも一気に高鍋ペースと思われましたが、星雲が一つここで意地を見せます。8分高鍋ペナルティで得たチャンスからラインアウトを選択し左に大きく展開、12番原口主将の突破からゴール前に迫り、9番高橋兄弟、(双子の弟)から、1年生FB高橋弟(三男)に兄弟でパスを繋ぎトライ。ゴールも成功し19-10とします。しかし、ここから高鍋が自力を発揮します。12分、6番平田がこぼれ球を拾い独走してトライ。17分・23分ともに、またもや7番濱口がトライ。高鍋第3列の強さをが光り、最終スコアは40-10で、高鍋が4年連続優勝27回目。花園出場22回目を決めました。
敗れた星雲は要所に粘りのディフェンス、スピードあるプレーで観客を沸かせてくれました。一方高鍋は新人大会・高校総体チャンピオンとしての意地、九州大会等での活躍から来月27日から始まる花園において期待できるチームに仕上がりました。花園では是非、チーム・監督・スタッフ・保護者・宮崎県ラガーマン、そして延岡星雲高校の思いを胸に思い切りプレーしてきてください。
最後に今大会を支えて頂いた、大会関係者・応援してくださった県民の皆様、そして放映していただいたMRT放送の皆様方に御礼申し上げます。ありがとうございました。
*15人制の結果一覧を添付しておりますのでご覧下さい。又、10人制は都城合同(都城泉ヶ丘・都城西)が優勝しています。